業者選びに役に立つファイナンシャル・保険に関連した業者をご紹介します。

年齢的に病気や怪我のリスクが気になってきたため、これまで生命保険や医療保険などに加入したことがなかったのですが、万が一のときのためにしっかりと保険に加入して備えておこうと思いました。
しかし、保険の中にはいろいろなタイプがあり、その中でも終身保険についてよく理解していないため、終身保険とは何なのか、加入する際の注意点についても教えてもらいたいです。

一生涯保証が続き、貯蓄性もあるのが終身保険の特徴です

終身保険の特徴は保険期間が生きている限り期限がなく続くことであり、その間はずっと保障を受けることができるため、さまざまなリスクにしっかりと対応できるのが特徴の保険です。
保険料については決まった年齢までに支払い終えるようになっていることが多く、保険料を支払い終えたとしても保障は継続されるため、一生涯保障が続くことが確定しており安心できます。
また、万が一解約する際には、解約返戻金を受けることができるのですが、終身保険ではこの金額がどんどん増えていき、保険期間の終了間近になるとこれまで支払ってきた保険料よりも多くの解約返戻金を受けることができるため、貯蓄性があるというメリットがあります。
ただし、定期保険と比較すると保障額が同じであれば最終的な保険料は高くなってしまうのですが、養老保険よりかは安くなっています。
終身保険の特徴は一生涯保障が続くこと、貯蓄性があることが大きな特徴といえるのですが、この2つのメリットを活かすためには、いつか必要となる資金を蓄えるため、あるいは老後資金の準備のために利用するとよいでしょう。
たとえば、葬式代やお墓代を用意しておきたいならば、終身保険に加入しておけば、万が一亡くなってしまったとしても、自分の葬式やお墓のためのお金をしっかりと用意することができるのです。
また、子供がいるならば、自分がいつかは必ず死ぬため、そのときに特定の相続人に対して現金を確実に残すための方法として終身保険を利用することができ、相続対策として活用することができます。
老後の資金を準備するために活用するケースもあり、貯蓄性があるため、若い頃に終身保険に加入して定年になるまでずっと保険料を支払い続ければ、最終的にはかなりのお金を貯めることができるため、そのタイミングで解約をすれば多くのお金を受け取れるでしょう。
保険料が比較的高いため、高額な保障を受けるという目的には不向きなのですが、確実に保険金を残せ、解約返戻金を貯めることもできる特徴を活かせば、さまざまな目的に利用できる保険です。